1952-02-23 第13回国会 参議院 法務委員会 第7号
○伊藤修君 調査をしておると言つて、調査をしておるということは、すでにあなたが述べたということは明らかじやないですか。調査はしておるでしよう。述べられた程度のことはすでに知悉していらつしやるでしよう。現在までに知悉していらつしやる程度をここで我々に聞かして頂きたいと、こう申上げておるのです。
○伊藤修君 調査をしておると言つて、調査をしておるということは、すでにあなたが述べたということは明らかじやないですか。調査はしておるでしよう。述べられた程度のことはすでに知悉していらつしやるでしよう。現在までに知悉していらつしやる程度をここで我々に聞かして頂きたいと、こう申上げておるのです。
当時の東京都の民生局長は、率直に言つて調査が不備であつたと言つておる。これが聖十字学園である。しかしながらこれの最後の判を押したのは厚生大臣で、あなたの前局長つまり当時の児童局長の小島徳雄君、現在社会制度審議会の事務局長をやつておる。この人のやつたことが今言うごとくであつたならば、率直に言つて、あなた、いいと思うか、悪いと思うか。やはり形式的な書類でやつたものと思うか、その判断はどうですか。
それからもう一つは只今民間給与についてお話がありましたが、この前の臨時国会にも問題になりましたように、人事院が民間給与の実態だと言つて調査されたものの中に、非常にたくさんの中小企業、崩壊に瀕しておる中小企業の作業所が調査の対象になつておる、こういう状況から言いますと、大きな企業、大きな民間作業所における賃金というものは、大体人事院のこの前出された民間賃金の水準よりも高いということは、これは統計会議所内
いろいろな連絡もありましようから、そういう点から言つて、調査の前に新聞に発表されたという重大な問題を私はそのまま等閑視することはできない、こう言うのであります。そうでないと今後理事会でいろいろな人の名前が出て来るでありましよう。
実際調査に当つて地方の檢事とか、警察署長とか、こういう連中が弁護士などと一緒になつて、人権蹂躪とか何とかいろいろ言つて調査をやめたことがある。こういう実例がある。
しかし向うから報告を受けたのではなくて、私の方の部員から、發送電から何も言つてこないがどうだと言つて、調査してわかつたのであります。きようも報告したかということで、よくそういうことを聽いたのでありますが、發送電から何もなかつたから、實は私はこういうことを聽いて、報告をとりましたということでありました。